Q:(コロナ禍で)国内でずっとやれたからこそ違う挑戦をするシーズンにできた?
A(高木美帆):「結果的に国内に留まってよかったね」みたいなことを言われたこともあるんですけど、「国内で戦うことになって良かったね」っていうよりは「国内で戦うことになったからこそそれでよかったって思えるように取り組んできたんです」っていう感じなんですよね。
楽しいって感じれる時間って実はそんなに多くないと思ってるんですけど、だったとしてもこんなに自分の人生をかけれるというか、自分の生きていく時間をここまで注ぎ込めるもの、熱中できるもの、心が揺さぶられるものっていうんですかね。
人生の中で、出会えること自体もすごい恵まれてるなっていうふうにも感じたりとか、やっぱりこうどんな状況であってもそのスケートをするっていうことは自分にとってすごい価値があるものだなっていうふうには強く感じたんだと思います。