◆ 荒井分支部長ブログ
アスリートの魂「陸上 38歳 未知の走りへ~陸上・末續慎吾~」
(末續は2008年無期限休養宣言し9年後の2017年に復帰した。)
ナレーション:考え抜いた末、現役続行を決め、ここまで走って来た。だからこそ、思いは強い。
末續:日本選手権に出た後に、「現役復帰おめでとうございます。で、引退はいつですか?」と記者がふざけたことを言うんですよ。
だけど、ある種ベーシックに伝わっているのが(年齢を重ねたアスリートの引退が)当たり前の世界観なわけですよ。
引退とか現役っていう価値観は俺、納得いかないですよ。
だから勝利至上主義の先にある「競技が好きで、本当は楽しいんだぜ」っていうのを
俺みたいな人間が一番言わないといわないと、東京オリンピックの後に誰も救われないと思って。
フェンシングは 人生に似ています。
1度の試合で15回攻撃を受けるまで
負けではありません。
何度転んでも
立ち上がればいいだけなのですから。
超人たちのパラリンピック▽世界最速の剣士 車いすフェンシング アントン・ダツコ
私はフェンシングから
勝利以上のものを
もらっています。
フェンシングができること
すでにそれ自体が
私にとって
この上ない喜びなんです。
だから試合が楽しくて
自然と集中できるんです。
超人たちのパラリンピック▽世界最速の剣士 車いすフェンシング アントン・ダツコ