◆ 荒井分支部長ブログ
強さとは負けることを恐れないこと
生半可な気持ちじゃ勝てない。
NHK 奇跡のレッスン 「ジュニアテニス女子 伊達公子」
全ての瞬間がチャレンジだと思うの。
テニスっていうのは。
チャレンジをし続ければ自分自身も変わることもできるし
大きく成長することもできるし。
どうしようかなぁと思っていることを
今チャレンジなんだって思ってやり切る勇気を持つ。
チャレンジがたくさんあるテニスをしてほしいなと思います。
学生からの質問:自分はずっと進路のことで悩んでいて自分の足で踏み出そうとするときに自分の能力ではできないんじゃないかとか、あとは他の人のネガティブな意見とかをどうしても聞いちゃって傷つかないようにしようってしてしまうところがあったりするんですけど。
小林快次:大事なことはあまり人の話を聞かないことですね。
アドバイスと称していろんなことを言ってくるんですけど、常識と言われる。
例えば恐竜研究なんかやっても就職できるのかとか飯が食えるかとかあると思うんですけど。
そんなのは好きなことをやっていれば自然とついてくると思うんですよ。
とにかく自分の足で前進することか大事です。
それが高い山であろうが低い山であろうが比べる必要が全く無いんですよね。
自分の足でたどり着いた場所っていうのは必ず景色が美しいので
それが低いか高いか比べた時点で良くないんじゃないかなと思うんですね。
恐竜時代っていうのは1億7000万年間あって多分その期間の間に何十万種、何百万種という恐竜がいたと思うんですが
現在、私たち恐竜研究者が見つけている恐竜というのは1000種類くらいしか見つかってません。
つまり恐竜に関しては私たちが知っていることはほとんど無いんですね。
ほどんどわかっていないことばっかりです。
なのでいいかえればそのわかっていないことのなかにどんでもない面白いことがたくさんまだ眠っているということなんですね。
こういうことも皆さんの生活に共通するかなと思っているのは、皆さんが考えている私の生活、私の未来っていうのが何かあると思うのですが
実はその枠、自分が作り出している枠の外にもっと面白くて夢中になれる生き方が無数にあると思うんですね。
そういうような自分が勝手に作り出した壁を超えるためにはどうしたらいいかというとですね
とにかく一歩踏み出すということです。
行動というとちょっと重たく感じるかもしれないんですけども、軽い気持ちで一歩踏み出すということがすごく大事かなと思います。
勇気を持ってとかそんなこと言わないです。
気軽にちょっと足を踏み入れる、首を突っ込んでみると違う世界が、面白いことが見つかるかもしれないので
とにかくあまり先を見過ぎずに今を大事にして、自分の足で踏み出すということが大事かなと思います。
非常に気軽でいいです,それは続ける必要は無いんです。
私は典型的な三日坊主の主義なんですけども、私はたまたま恐竜研究が20年続いてるだけなんです。
明日もしかしたら飽きるかもしれないんですが、そういう三日坊主でもいいので、何か成功しなくてはいけないとか失敗しちゃいけないとかいうのではなくて
いろんなことをやっているなかで自分の興味が広がったり世界が広がったり、その中で自分の新しい世界観が生まれる人もいれば恐竜研究者という道に歩み出す子供たちもいると思います。
次の一歩を踏み出すことが一番大事かなと思います。「カルペ・ディエム」で私はここまで来ていますし、ちょっとでも参考にしてもらえば新しい世界が生まれるのかなと思います。
夢中になれるものを模索している人、また将来どんなことをしたらいいのか、どんな職業に就いたらいいのかっていうのがいまいち府に落ちていないっていうか、しっくりしていない人がいたらちょっとヒントにしていただきたいんですけど
私が子供の頃はですね小学校の時は全く夢はほとんど持っていなかったですし、高校卒業しても人の言いなりっていいますか、人の言うままに留学してしかもそれも失敗して帰国する、まあようは失敗の連続なんですけども
実はその失敗っていうのも次に繋がる成功の鍵になるので、私の場合はそこからですね恐竜研究者というきっかけとういものを見つけることができましたし、アラスカもですね同じように諦めずに化石を見つけ出そうという考えによって一歩踏み出すことによって見つけることができました。
こうして夢中になれるものを見つける過程というものと私が恐竜研究者として大事にしていることが共通するっていうのが「カルペ・ディエム」という言葉です。
ラテン語で今を摘むとか今を掴め、今日一日を大事にするという意味なんですが、これが私の今でも人生における座湯の銘になっています。
私がしたのは先のことを考えずに、よくあるのがですね先のことを考えすぎて一歩を踏み出せない人がいっぱいいます。
私は能力がないとか、できるはずがないとか自分で制限を掛けちゃってるんですよね。
あまり先々を考えないで、ホントに今チョットした一歩を軽く踏み出すというのがすごく大事だと思います。