ほとんどの道場生の皆さんは2010/9月号のワールド空手をもう読まれたかと思います。
自分にとって木立裕之さんの組手講座での下突き鍛錬法は非常に感じるところがあり勉強になりました。
自分は1999年の全日本ウェイト制大会で木立さんに敗れた試合を最後に選手を引退したのですが、木立さんの下突きは見た目以上に深く重く内側から刺さってくるのがとても印象的でした。
今回の講座を読んで「なるほどこういう鍛錬か!」と納得しました。
自分自身も下突きの鍛錬ではミットやサンドバッグを打ち込んだ時の「打ち抜き」が重要で打ち込みではとても意識して行っていました。
しかし、木立さんの鍛錬法ではミットやサンドバッグを使用しないで打ち抜く感覚を掴む鍛錬法が紹介されていました。
非常に理にかなっていると感じ、指導に取り入れることにしました。