ホーム » 荒井分支部長ブログ » 「感じる」①

同じものを読んでも(同じ情報が入っても)感じ方は人によってによって、また同じ人でも経験の積み重ねによってかなり違ってきます。

そして感じる能力は極めて、というか決定的に重要です。

火曜の帯研などでも長嶺会長から「感性」「感じること」が大事だとよく指導していただいています。

また、ブルースリー映画の中の名言で「Don’t think!! Feel!(考えるな、感じるんだ)」は有名ですね。

ニュートンはリンゴが落ちるのを見て「なんで?」と考え始め万有引力の法則に辿り着いたという伝説があります。

普通の人は何にも感じないからリンゴが落ちたという情報が右から左に通り過ぎるだけなんですけど、ニュートンの感じる能力はそれに反応したわけですね。

1.感じる(あれ?なに?なんで?→無意識で分析した結果「この情報は重要ですよ」と意識に上る)

2.熟考(なぜそうなのかじっくり考える→意識と無意識の共同作業)

3.結論(理論の発見や行動の決定 など)

ニュートンは天才ですので特に感じる能力(センサー)が飛び抜けていてほんの些細なことに反応して法則の発見に至っていますが、空手の上達だって同様のプロセスがあるわけです。