2019/3/18今週の名言

NHK 奇跡のレッスン エディ・ジョーンズ  より

 

日本一になりたいと

(口で)言うのは誰でもできる 。

日本一になりたい学校なんて

たくさんあるだろ。

だけど日本一の練習をするチームだけが

日本一になれるんだ。

2019/3/11今週の名言

 

NHK 奇跡のレッスン エディ・ジョーンズ  より

 

 

全て瞬間が上達のチャンスなんだ。

2019/3/4今週の名言

平成史スクープドキュメント 大リーガーNOMO より

野茂英雄:もっと自分がチームのために

何かできるんじゃないかっていうのも

自分の成績だけがこうチームの勝利に結びつくんじゃなくて

投げてない日も自分が何かもっとできるんじゃないかっていう

そのころから野球をもっとよく見る

投げない試合もよく見るようになりましたし

自分のチームの選手もよく見えるようになったし

っていうふうに考えてたら

また結果がついてきたって感じでしたね。

 

2019/2/25今週の名言

平成史スクープドキュメント 大リーガーNOMO より

 

ナレーション:日本人にとって、野茂の大リーグでの活躍は、バブル崩壊で自信を失っていた時代の一筋の光明だった。

それはアメリカ人にとっても同じだった。

野茂が崩壊しかけていた大リーグを救ったからだ。

野茂が渡米したのは、その長い歴史の中でも、大リーグが最も危機に瀕していた時だった。

前の年、 年俸の高騰を抑えようとした球団側と選手側が激しく対立。

ストライキに発展し、ワールドシリーズも中止になった。

拝金主義が横行する大リーグをファンの多くが見放そうとしていた。

そんな時、一人の若者が、およそ1000万円という最低保障年俸で勝負を挑んできた。

野茂はアメリカ人に フロンティアスピリットとは何かを思い出させた。

大リーグのマウンドで野茂はアメリカを驚かせ続ける。

当時、 大リーグ最強と言われた、ロッキーズ打線を相手に快投を演じたのだ

ノーヒットで迎えた9回ツーアウト。

高地にあるため打球が通常より9%も伸びる打者優位の球場。

球場完成以来、初めてのノーヒットノーランだった。

選手会の代表としてストライキを主導したドナルド・フェア。

大リーグの危機を救ったのは野茂だったと語る。

ドナルド・フェア:ストライキのあと野球ファンは飢えていました。

球団と選手の間で起きた、金をめぐる問題を気にすることなく、野球を楽しみたいと思っていたのです。

そうしたなか、野茂さんは世界最高レベルの舞台で通用するのかを確かめるために、メジャーリーグに挑みました。

ファン離れが心配された95年シーズン、ストライキの傷が癒えた理由の一つは、間違いなく野茂さんの活躍のお陰です。

 

 

2019/2/18今週の名言

平成史スクープドキュメント 大リーガーNOMO より

ピーターオマリー(ドジャース元オーナー):パイオニアになることは難しいことを我々は知っています。

野茂さんの獲得が重要であることはチーム関係者全員が理解していました。

そして野茂さんを成功させるためにスタッフ全員が協力してくれたのです。

しかし彼は自分が残した功績のことを誇っていません。

自分はパイオニアだ、などとは考えていないでしょう。

ただ大リーグでプレーしてみたかった、という言葉には野茂さんらしさが溢れています。

それが彼の本心だと思います。

2019/2/14今週の名言

平成史スクープドキュメント 大リーガーNOMO より

 

ナレーション:自分の信じた球を真っ向勝負で投げ込む。

それが野茂にとってのピッチャー像だった。

野茂英雄:エースはもうマウントでは全く動じないと。

打たれても堂々としてるし、良かっても堂々としてると。

で、ベンチにいても、どこにいても、いつも変わらないのがエースだって。

そうじゃないと、周りのみんなが信頼してくれないっていうのを教わってから、もうずっとそれを続けてるだけなんでね。

2019/2/4今週の名言

 

為末大:両足をを持たずに生まれた代わりに、自分が得たものがあるとしたらそれは何だと思いますか?

ジェシカ: そうですね。

私が得たものですか。

私が得たのは、 前向きなものの見方です。

私には足がな無かったので、普通は大人になってから経験する様々な辛いことを、幼い頃から経験しなくてはなりませんでした。

しかしそのお陰で、前向きなものの見方ができるようになりました。

そして私は、前向きなものの見方を、次世代に伝えるロールモデルになりたいと思います。

トップになることと、トップであり続けることは違います。

私の経験をより多くの人に伝えるために、今も練習に向かい続けています。

2年後の東京大会では力の限りを尽くし、人生最高の泳ぎをしたいと思っています。

私が自信を持ち強くあり続ければ、必ず世界は注目してくれるはずです。

 

ナレーション: 両足がないことで、かつて他人を羨んでいた少女は、自ら逆境を切り開き、常に前向きに泳ぎ続けてきた。

沈まない女王、ジェシカロング。2020年東京。世界は彼女の最高の泳ぎを待っている。

NHK 超人たちのパラリンピック “沈まない”女王 競泳 ジェシカ・ロング

2019/1/28今週の名言

為末大:いろんな競技人生の中でアップダウンがある中で、それでももう1回立ち上がって戦うっていうのは強さがあると思うんですね。苦しい時にもう1回立ち上がる強さって何だと思われてますか?

ジェシカ: 確かに苦しい時はありますが、諦める時ではありません。

むしろ 調子が悪く苦しい時こそ、前に進むときなんです。

赤ちゃんの頃から辛い手術を何度も繰り返してきた私にとって、手術を諦めるという選択肢はありませんでした。

今まで何かを諦めたことは一度もないですし、もし私にできないことがあっても足がないことを言い訳にしたくはありません。

この足の障がいを変えることはできませんが、毎日を精一杯生きていくことはできます。

私には足がなくても、強い腕があります。

私にとっての障がいとはただ一つ。 できないと諦めてしまう考え方だけなんです。

NHK 超人たちのパラリンピック “沈まない”女王 競泳 ジェシカ・ロング

 

2019/1/21今週の名言

 

ナレーション:ジェシカの生い立ちは波乱に満ちたものだった。 生まれた時から両足が無かったジェシカを、生みの親は手放し、施設に入れた。 孤児となったジェシカは、養父母に引き取られて育った。 義足を使って歩けるようになり、活発な子供時代を過ごした。

母:ジェシカは赤ちゃんの頃から元気が良くて、運動神経もいい子でした。 ほかの子供が階段を登っているのを見ると、自分も負けないようにすぐ登ろうとしました。

父:たとえ転んでも助けを求めません。ほかの子供と同じようにやりたかったのです。

 ナレーション:ジェシカは様々なスポーツにも挑戦した。 だが健常者の子供と同じ動きができず、落ち込む日々だった。 ジェシカは自伝にも当時の暗澹たる気持ちを綴っている。

ジェシカ:「幼い頃は周りの子と自分がどう違うのか、よく考えていた。 他の子が私よりも簡単に運動しているのを見ると、羨ましかった。」(自伝 UNSINKABLE より)

ナレーション:努力しても健常者には追いつけないという現実。 それを変えたのが水との出会いだった。プールに入った 瞬間、両足の障がいから解き放たれた。ジェシカにとって水の中は特別な場所となった。

ジェシカ:10歳の私は。義足を外して飛び込んだ瞬間、すぐに水の中が好きになりました。 ほかとはまるで違う場所だったんです。 水の中は私が自由でいられる場所です。 ほかのみんなと同じいられたんです。水中にいるときは、自分に障がいがあるとは全く感じません。 私の大好きな場所なんです。

ナレーション: 水泳なら健常者に勝てる。ジェシカは腕の掻き方や体の使い方を様々に変えながら、他の子供達よりも長く練習をした 。誰よりも速く泳ぐことを目指した。

アンドリュー・バランコ(当時のコーチ):ジェシカが泳げないと、弱音を吐くたびに、私はいつも励ましていました。 彼女はどんなに厳しい練習も乗り越えました。足が無いので、バランスが崩れないように、体幹を徹底的に鍛えたんです。 一歩一歩、力をつけ自信をつけていきました。

ナレーション: 急成長を遂げたジェシカは当時12歳 。アメリカ代表最年少でパラリンピック出場を果たした。初出場ながら、並みいる 世界の強豪を抑える泳ぎ。 そして自由形二種目とリレーで三つの金メダルを獲得。 義足の少女は、水泳との出会いによって、心が沈みがちだった人生を、自ら変えた。

ジェシカ: アテネでメダルを取って、初めて自信がつきました。まさに水泳が、私に自信を与えてくれたんです。 水の中にいるときは自分が強いと感じることができます。たまに泳がない日があると、今日の私はどうしてしまったの?って思ってしまいます。 水泳をしていない私なんて考えられないです。

NHK 超人たちのパラリンピック “沈まない”女王 競泳 ジェシカ・ロング

2019/1/2今週の名言

アスリートの魂「陸上 38歳 未知の走りへ~陸上・末續慎吾~」

 

太田:多くのアスリートが燃え尽き症候群に陥ると思うんですけど、そこからある種、本当の底から向き合って勝つことだけが全てじゃないよっていうのを言ってあげられる先輩がいるのはものすごい重要だなと思ってて。

末續:自分たちが一生懸命こうやってるからこそいろんな人を受け入れるっていうスポーツ感があってもこれからいいんじゃないかなと思っててね。

勝てる人間だけではなくて。

僕の場合、勝ち負けが単なる刺激でしかないんですよ。

勝ち負けっていう、勝負の中では引き出されない能力もあるので。

だから一番証明してるのアスリートの自由です。

アスリートは勝敗も自分で選んでいいんです。

自分がその勝ち負けによってどう捉えるかってのは自由なんです。

それぐらいの勝負の世界を生きてきたから。

普通の人とは違うからそこは。

何百何万通りの勝負をやってきたから、負けを認めてもいいし、価値を認めてもいいし

だからそういう意味でアスリートはこういうふうに生きなければいけないんだよっていう答えはないんだよっていうのを

それを心に思って次の世界でもどの世界でも挑戦できるっていう

心が豊かになるような決着をつけなきゃいけないと思うんですよ。